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Q:6次産業を始めるには遅いですか? A:迷っているのであればやってみよう

2026年05月01日

Q:農産物加工をやるかやらないか迷っています。6次産業を始めるには遅いですか?


回答者:広島・三次市 (有)平田観光農園 代表取締役社長 平田真一氏


A:いわゆる6次産業といわれる生産・加工・販売に、6次産業という言葉のなかった40年前から取り

Q:農産物加工をやるかやらないか迷っています。6次産業を始めるには遅いですか?


回答者:広島・三次市 (有)平田観光農園 代表取締役社長 平田真一氏


A:いわゆる6次産業といわれる生産・加工・販売に、6次産業という言葉のなかった40年前から取り組んでいます。設備投資にお金もかかりますし、最初は運転資金にも苦労します。まだ私たちも道半ばですが、経験から言うと、迷っているのであればやったほうがいいです。振り返ってみると、挑戦しないより、失敗しながらでも挑戦したほうが、いろいろな経験ができて、経験値があがって、多くの出会いがあって成長を実感できます。山登りはきついことの連続ですが、登頂した時の喜びは格別です。でも山の頂上に登ったら、次の山が見えてきて、さらに挑戦が続きます。要は楽ではないですが、楽しいことも多いのであなたの農業人生が豊かになります。

 一方、6次産業に挑戦しないでブランド価値を上げ、農業人生を豊かにする方法もあります。私の友人に、最終製品をお客さまに届けずとも、ブランディングに成功している人がいます。その人は最終製品をお客さまにまで届けるのはコストがかかりすぎるというのです。つまり、最終製品にするには、それなりの設備投資が必要ですし、何より不特定多数の一般顧客に販売しないといけないのです。それには物流コストもかかりますし、在庫リスクも発生します。その彼は、食品メーカーに原材料を提供し、このお酒は、〇〇さんの農産物を使用して作られたお酒なのですと名前を出して商品化してもらっているのです。

 よくあるのが博多「あまおう」使用のケーキとか。有名なお酒や、ケーキの原料に使ってもらったり、高級料理店や飲食店、料理研究家に使ってもらうことで、その農産物を使う方も使われる農産物も相互にブランド力の価値を上げ、どんどん有名になって農産物で稼ぐ方法もあるのです。

◇次回は6月5日付

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