米穀機構 米のコスト指標取りまとめ
米穀機構は7日、都内の同機構会議室でコスト指標作成等委員会の第5回会合を開き、米のコスト指標を取りまとめた。同指標は売り手と買い手が取引する際に参照するコストの参考値。1日に米のコスト指標作成団体に認定された同機構が他の指定飲食料品等(野
米穀機構は7日、都内の同機構会議室でコスト指標作成等委員会の第5回会合を開き、米のコスト指標を取りまとめた。同指標は売り手と買い手が取引する際に参照するコストの参考値。1日に米のコスト指標作成団体に認定された同機構が他の指定飲食料品等(野菜、飲用牛乳、豆腐・納豆)に先駆けて初めて作成・公表した。
それによると、4月時点の生産段階のコスト指標は玄米1㌔当たり342.3円(対前年比3.4%増)。生産・集荷・卸売り・小売りの4段階の合計は506.9円(同2.9%増)で、精米換算すると5㌔当たり2816円(同2.9%増)と算出した。実際の取引では、必要に応じてこの指標を参考に個別のコストを整理・提示して、自らの利潤やブランド力も加味しつつ交渉されることを想定している。
指標の作成方法は前回会合(3月6日)の決定を踏まえ、生産段階は「玄米600㌔以上販売」「代表性のある1㌶以上3㌶未満の作付規模」などを条件とした。最新の指標にするため、データには3月末までに得られた統計に基づき物価補正をかけている。
指標は年1回改定、3月公表が原則。ただし、費用の急激な変化など特段の事情が生じた場合で同委員会が必要と判断した場合には随時改定・公表する。イラン情勢により燃油価格が高騰しているが、期中見直しについて同委員会議長の西川邦夫日大教授は、政府がさまざまな施策を講じている中「一概に燃料費が上がっていくとは(現段階では)申し上げづらい」とし、今後の情勢を注視する必要があるとの認識を示した。








