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園芸講座

ツルナの栽培―つる先を次々に摘んで利用―

2026年06月26日
     
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 ツルナは、ハマミズナ科の多年草で若い茎葉を次々に摘み取って利用します。しかし、霜に弱く冬枯れしてしまうので、家庭菜園では一年草として栽培します。日本、中国、オーストラリア、ニュージーランドなどの広い地域に野生し、英名はニュージーランドスピ

 ツルナは、ハマミズナ科の多年草で若い茎葉を次々に摘み取って利用します。しかし、霜に弱く冬枯れしてしまうので、家庭菜園では一年草として栽培します。日本、中国、オーストラリア、ニュージーランドなどの広い地域に野生し、英名はニュージーランドスピナッチ(ニュージーランドのホウレンソウ)といわれています。日本では海岸に野生するのでハマヂシャとも呼ばれ、3月下旬~7月が播種適期です。緑黄色野菜の一つとしてβ-カロテンが多く含まれ、ビタミンB2、ビタミンCなどを豊富に含んでいます。今回は、ツルナの栽培に挑戦です!


❶育苗

 ツルナは種(果実)を播きます。果実の中の数粒の種は発芽に15日程度かかるので、一晩水に浸けてから播くと良いです。7.5㌢のポリポットに培養土を入れ、果実を2粒播きます。水やりはしっかりと行います。本葉4~5枚ごろが植え付け時です(図1)。

❷畑作り・苗の植え付け

 畝幅を60㌢とし、畑に苦土石灰を1平方㍍当たり150㌘散布し、よく耕します。その後、堆肥1平方㍍当たり2㌔、化成肥料を1平方㍍当たり100㌘散布し、よく耕し、畝の高さ10㌢程度の平畝を作ります。苗は、15㌢間隔で植え付けます(図2)。

❸追肥・手入れなど

 追肥は、植え付け後2週間に1度の割合で、化成肥料を1平方㍍当たり30㌘散布し、軽く土寄せを行います。栽培期間が長くなるので、雑草には気を付けます(図3)。

❹病害虫

 病害虫は比較的少なく暑さにも強いので、真夏の葉菜として菜園に栽培しておきますと大変に重宝されます。

❺収穫

 草丈が15~20㌢程度に育った株から、長さ10㌢程度に摘み取って、次々に収穫します(図4)。葉が柔らかく、クセのない味で、ゆでて水にさらすと食べやすくなり、ゴマあえやおひたし、みそ汁の具、油いためなどに利用されています。


恵泉女学園大学 副学長

◇次回は7月10日付

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