Q:スマート農業のデメリットは?A:使いこなせないこと。農家も一緒にスマート化を
Q:スマート農業の良い面ばかりを耳にしますが、デメリットはないのでしょうか? 導入してみて失敗したことや、それをどう克服したのかを教えてください。
回答者:愛知・愛西市 (株)戸倉トラクター 代表取締役 横井千広氏
A:スマート農業、聞こえはい
Q:スマート農業の良い面ばかりを耳にしますが、デメリットはないのでしょうか? 導入してみて失敗したことや、それをどう克服したのかを教えてください。
回答者:愛知・愛西市 (株)戸倉トラクター 代表取締役 横井千広氏
A:スマート農業、聞こえはいいですが、それを満足に使いこなせる農家が十分にいないことが一番のデメリットでしょうか。トラクターやコンバインでも使ったことのないボタンがたくさんありますよね。それと同じ現象がスマート農機でもあります。圃場管理システムやドローンでもそうですが、毎年のように新しい実機や機能が追加されます。そのアップデートの速さについていけてない農家が多いのは事実です。
弊社でも日々の作業に追われ、使いこなしきれていないのは否めません。確かに使いこなせるとすごくためになる機能ですが、農業だと常に現場優先になるのが現実です。座ってパソコンに向かう人がいるならトラクターに乗ってほしいと思う人が多いのではないでしょうか。会社組織の中ではそれも仕事の一つですが、そこまでの人件費を捻出できていないのが現状です。
スマート農業を導入することはとても簡単です。今までと同じくモノを買えばいいんです。ただ、中身が全然違うことを認識しなければ使いこなすことはできません。説明書も動画で届く時代に、拒否反応を示したら終わりです。自分で勉強して使えるようになるしかないです。農家も一緒にスマート化しなければ意味がありません。スマホが使えない、パソコンが事務所にない、そんなところでスマート農業はできないと思います。
何をするにも無線通信で、ネット上で完結するようにできているので、そこへの投資も関係してきます。ノートパソコンでも今では10万円以上するのが当たり前ですし、その投資を渋るようでしたらスマート農業をめざすのもなかなか難しいと思います。ただ、便利なのは間違いないので、ぜひとも触れてみてほしいです。
◇次回は6月12日付








