Q:販売まで一貫して手がけるメリット A:新しい経験値、ノウハウが得られる
Q:自家製の米粉を使ったドーナツを商品化したと聞きました。生産から加工、販売までを一貫して手がけることのメリットを教えてください。
回答者:愛知・愛西市 (株)戸倉トラクター 代表取締役 横井千広氏
A:米粉のドーナツに関しては、取り組み事例の
Q:自家製の米粉を使ったドーナツを商品化したと聞きました。生産から加工、販売までを一貫して手がけることのメリットを教えてください。
回答者:愛知・愛西市 (株)戸倉トラクター 代表取締役 横井千広氏
A:米粉のドーナツに関しては、取り組み事例のノウハウ蓄積と会社の宣伝広告を兼ねて始めました。新しい商品開発をするとき、弊社だけでは叶{{かな}}いません。どうしても横のつながりと他社との連携が必要です。
連携をするにあたっては、まずは目的をはっきりとさせること。弊社の場合、「儲ける」というよりは、新しくなる地域の道の駅でお土産を作ることと、その場で弊社の広告となるようなお米以外の商品を置くことでした。
その目的を元に、商品のパッケージや中身に弊社のカラーを加えていきました。キーカラーは黄色。ドーナツには、愛知県産「あいちのかおり」を米粉として使用しました。これを地域のケーキ屋さんに協力を依頼して焼成し、パッケージにまでしてもらいました。米粉は近くの製粉会社に依頼し、少量でも取り組めるようにしました。
パッケージへのシール貼りや納品は社内で行い、各工程でそれぞれ外部にお願いしてやってもらう方法をとったのです。これを自社でゼロから立ち上げると大変なことです。
また、初めての取り組みだったので、どこから手を付ければいいのかわからず、あれもこれもと後から予想外な投資が必要になったり、在庫を抱える必要になったりとさまざまな新しい経験値を得られたことは確かです。
なんにしても新しい商品開発は出口戦略から。足りなければ追加で作れば良い。作れるだけ作って大量の在庫を抱えるのはやめましょう。何事も計画的に取り組み、「モノを売る」ということの難しさ、そして地域の協力を得ることの大切さは、このドーナツの取り組みの中で大きく得たノウハウだと考えます。
◇次回は8月14日付








