Home

記事

地域・くらし

園芸講座

ネットメロンを作ってみよう!(2) 恵泉女学園大学・藤田智教授

2026年05月15日
     
図6
図7
図8
図9
No items found.

 ネットメロンは、人工授粉後2週間程度でひび割れが起こります。ひび割れ後ネットが形成されてくるわけです。このネットメロンの形成を自分の目で一度観察してみましょう!

 甘いネットメロンがあなたの前にきっと現れてきますよ!


❻整枝の方法

 本葉5~6

 ネットメロンは、人工授粉後2週間程度でひび割れが起こります。ひび割れ後ネットが形成されてくるわけです。このネットメロンの形成を自分の目で一度観察してみましょう!

 甘いネットメロンがあなたの前にきっと現れてきますよ!


❻整枝の方法

 本葉5~6枚で親づるを摘心したら、子づるを2~3本伸ばします。子づるは、15~20節で摘心し、子づるの11~15節から出る孫づるにつく雌花に人工授粉して着果させます(図6)。

❼支柱立て

 つるが伸びてきたら2㍍程度の支柱を四隅に立て、1㍍間隔で横に支柱を補強し、さらにその間に麻ひもを30㌢間隔に結びます。つるを誘引し、全体に葉や茎などを配置させます(図7)。

❽追肥・土寄せ

 一番果がピンポン玉くらいの大きさになったら、化成肥料を1平方㍍当たり30㌘を畝の周りに散布し、土寄せを行います。

❾摘果・吊り玉

 形の良い果実を残して摘果を行い、1株当たり2~3果にします。さらに残した果実は、ひび割れする人工授粉後2週間後くらいからハンモックやネットなどに入れて、支柱から吊り下げます(図8)。

❿病害虫

 害虫は、アブラムシ、ハダニやウリハムシの被害が多く出ます。アブラムシやハダニには、自然農薬アーリーセーフを散布します。また、化学農薬マラソンなどを使って防除いたします。ウリハムシは、化学農薬マラソンなどで防除します。病気は、べと病とうどんこ病について対策が必要です。予防では、自然農薬Zボルドーと自然農薬カリグリーンを使用すれば発病が遅れ、その間に収穫をねらうこともできます。また、化学農薬ダコニール1000やオーソサイド水和剤を使用すれば、治療を含めた効果が期待できます。

⓫ 収穫

 人工授粉後50~60日経過しネットが完全にできた果実を収穫いたします。ポイントは、①着果枝の葉が枯れてくること、②花の跡の所がひび割れを起こしているかなどを参考にいたします。メロンの風味は、甘みと香りで決まります。収穫後の追熟期間が必要ですが、あなたの食べごろが選べますよ!(図9)

恵泉女学園大学 副学長

◇次回は5月29日付

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます