Q:暑い夏も意欲的に取り組んでもらうには?
Q:繁忙期が終わり、夏場の仕事はどうしてもダラダラしているように見えます。どうしたら意欲的に取り組んでくれるでしょうか?
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:ここ数年は命の危険を感じるほど暑いですね。ダラダラして見
Q:繁忙期が終わり、夏場の仕事はどうしてもダラダラしているように見えます。どうしたら意欲的に取り組んでくれるでしょうか?
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:ここ数年は命の危険を感じるほど暑いですね。ダラダラして見えるのは熱中症の初期症状かもしれません。ご存じかと思いますが、2025年6月より、熱中症対策は、労働安全衛生規則の改正により事業者に法的義務として定められました。義務化の対象となるのは「暑さ指数(WBGT値)28度以上」または「気温31度以上」の環境下で、連続1時間以上、または1日合計4時間を超える作業が見込まれる全事業所です。農家はほとんどが当てはまるのではないでしょうか?
目に見えて作業の質が落ちるほどダレてしまうのは危険信号かもしれません。小まめに休憩を取る、塩飴や経口補水液などの補給時間を決めて接種する、エアコンが効いた場所で休憩をとるなど、リフレッシュを目的とした時間をとるといいかもしれません。
「夏ダレ」への対策として、「仕事が終わったら帰っていい」と、やるべきことをやったら上がるようにするのもいいと思います。「終わったら帰れる」をご褒美とし、早く上がった分は有休消化に当てるのです。そうすることで、サッサと仕事を終わらせる工夫が生まれるかもしれません。職員のダレている姿を見てイライラするよりも、やるべきことをサッとやってパッと帰った方が、お互いの関係のためにもいいと思います。
また、その日の作業量を決めるためには、いつまでにこの仕事を終わらせないといけないかを考え、終了日から逆算して今日1日の作業量を決めなければなりません。この考える作業は経営者にとってよいトレーニングとなり、担当主任や農場長に仕事を渡す際の教材になると思います。
ダレてしまうことに注目するのではなく、暑い中でよくやってくれていることに注目し、よい関係を築けるといいですね。
◇次回は7月24日付








