Q:代表として何をすればいい? A:会社の理念を決め、その上で何をするか考えよう
Q:40歳を機に、父から経営移譲を受け農業法人の代表(社長)となりました。農作業については今までやってきたことなので分かりますが、代表として何をすればいいのかが分かりません。
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:私
Q:40歳を機に、父から経営移譲を受け農業法人の代表(社長)となりました。農作業については今までやってきたことなので分かりますが、代表として何をすればいいのかが分かりません。
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:私たち夫婦も夫が40歳の時に経営を預かるようになりました。経営者になりたてのころ、同じように何をどうしたらいいのか?という疑問を抱いていました。
弊社は水稲主体の農業法人ですが、代表になった年に米価の大暴落を経験しました。既に正社員を何人も雇用していましたので、「社員の生活を守らなければならない」。これが最大の優先事項でした。
最初は経営理念をつくりました。なぜこの仕事をしているのか、この仕事を通してどうなりたいのか、この会社が存在することで地域に何を残すのかを言葉にしたのです。
次に、どんな仲間とどんな会社をつくるのかを考えました。社員に仕事を通してどんな人になってもらいたいか、そのために会社は彼、彼女らに何を与えるかを言葉にし、社員に約束しました。われわれがめざすゴールを明確に決めることから始めたのです。
その次は現状把握。利益を出したいと言いながら、私は数字が苦手でした。社長も社員も関係なく、みんなで経営の勉強を始め、10年以上経った今も続けています。
私たちがたどった道のりを振り返ると、順番を間違えなかったことがよかったと思います。経営が大変だからと先に利益を追い、理念を決めず職員を疎かにしていたら組織は崩壊していたでしょう。
私たちは経営者になってすぐに問題に直面しました。その時によい専門家(経営コンサルタント)に出会い相談をしました。恩師に教えていただきながら組織を変え、経営を立て直してきました。農作業もスポーツも勉強も、できる人に教わってできるようになったはずです。分からないことは分かっている人に謙虚に教えてもらえばいいのです。
◇次回は11月27日付








