へチマの栽培に取り組もう! ―私たちの健康のために―


へチマは、インド原産のウリ科の一年草で、日本には室町時代に渡来したとされています。利用方法としては、①食用=幼果(30㌢程度の大きさ)は煮物、炒め物、天ぷらなど②たわし=大きくなった果実は水に浸け腐らせて、繊維だけにし、「たわし」として利
へチマは、インド原産のウリ科の一年草で、日本には室町時代に渡来したとされています。利用方法としては、①食用=幼果(30㌢程度の大きさ)は煮物、炒め物、天ぷらなど②たわし=大きくなった果実は水に浸け腐らせて、繊維だけにし、「たわし」として利用する③ヘチマ水=秋の収穫が終了し、最後に地際から40~50㌢ほどに茎を切り、一升びんに茎を指しておくと1晩でヘチマ水が溜まります(図1)。これを化粧水などに利用します。
このように、ヘチマはさまざまな使い方があり、また夏は日よけ代わりにもなるので、ヘチマの栽培に挑戦してみましょう!
❶育苗
種を購入し、7.5㌢のポリポットに2~3粒播き、発芽したら本葉1~2枚で間引き(1本)し、本葉3~4枚まで育てます。苗は、2株準備します(図2)。
❷畑作り・支柱立て・植え付け
2㍍×2㍍の畑に苦土石灰を1平方㍍当たり100㌘散布し、よく耕します。次いで、畝幅60㌢の畝を間隔を1㍍程度空け、堆肥1平方㍍当たり2㌔、化成肥料1平方㍍当たり100㌘、ようリン1平方㍍当たり50㌘を散布し、平畝を二つ作ります。そこに、高さ180㌢、奥行き180㌢、幅100㌢程度の支柱を立て、園芸用ネットを張っておきます。2畝の中央に、苗を植え付け、水やりします(図3)。
❸追肥・管理
追肥は2週間に1度、化成肥料1平方㍍当たり30㌘散布します。また、開花し、雌花が出始めたら、人工授粉を行い着果を促進します(図4)。
❹病害虫
ヘチマは比較的病害虫に強いのですが、アブラムシには自然農薬アーリーセーフ、化学農薬マラソンなどを散布し防除します。
また、病害には自然農薬ボルドー剤やアーリーセーフなどを予防的にかけておきましょう!
❺収穫
幼果を収穫し利用する場合は、着果後10日程度の20~30㌢程度で果梗部を切り取り、利用します。なかなかおいしいですよ! また、たわしやヘチマ水を利用するときは栽培の最後の時となりますので、ご注意ください! 楽しいですよ!
恵泉女学園大学 副学長
◇次回は7月24日付








