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担い手誕生し耕作放棄地解消 兵庫・西脇市農業委員会

2026年07月24日
     
右から竹谷推進委員、今村要さん、君人さん
宮崎会長
整備された奥畑アグリラボの圃場
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 西脇市農業委員会(宮崎隆会長、77)では、「地域の農地は地域で守る」をモットーに、市と連携して市内52集落で地域計画を策定した。現在は新たな担い手が誕生するなど、計画の実現に向けて活動している。


 同市では、最高品質の酒米「山田錦」や高級和牛として有名な黒田庄牛をはじめ、イチゴ・施設野菜などの農畜産物の振興を進める。しかし、他の地域と同じく、農家の高齢化や担い手不足による耕作放棄地の増加が課題だ。

 宮崎会長は、2016年に地元集落での「人・農地プラン」を推進して以来、「地域の農地は地域で守る」をモットーに農地利用の最適化などの農業委員会活動を進めてきた。

 人・農地プランを推進する中では、300年以上の歴史を誇る愛知県名古屋市の酒造会社が同市に農業法人を設立。市内の農地で山田錦の自社栽培をすることになった。

 また、地域計画の話し合いを進めた際、地元の建設会社が耕作放棄地で水稲栽培をスタートさせることになり、新たな担い手が誕生している。

 宮崎会長は「地域計画で担い手を明確化した。新たな取り組みも始まっており、大切な農地を次の世代に伝えていきたい」と笑顔で語る。


 同市住吉町で建設会社「㈱今村建設」を営む今村(かなめ)さん(48)は、農地利用最適化推進委員の竹谷保夫さん(72)から声をかけられ、24年に新たに「㈱奥畑アグリラボ」を設立。農業参入を決めた。住吉町地区内の耕作放棄地を含めた2・1㌶を同社で取得し、本業の重機を活用して水路などを復旧、25年から水稲を栽培している。

 竹谷推進委員は、「20年以上も前に営農組合が解散し耕作放棄地が問題になっていた。解決するには、まず農地を元に戻す必要があり、建設会社を営む若い今村さんに声をかけた」と話す。

 今村さんは、兄の勝豊(かつとよ)さん(50)や弟の君人(きみひと)さん(45)、建設会社の社員とともに、山間部に広がる耕作放棄地の整備からスタート。長年放置され、大量の土砂に埋もれた水路の復旧や、効率的な農作業を実現するための法面も補修した。 

 今村さんは「現時点で農業だけで採算を取るのは難しい。しかし本業の重機も活用し、兄と弟、社員と協力して、継続可能な農業経営を図りたい」と話す。

 君人さんも「生まれ育った地域のために兄弟と社員で農地を守っていきたい」と抱負を語る。

 同社が農業に参入した経緯には、地域計画の策定を進める際の農業委員会をはじめとした周囲の人々の働きかけが大きい。地域計画の実現に向けて、同市でスタートした「新たな取り組み」に期待が集まっている。

 西脇市農業委員会(宮崎隆会長、77)では、「地域の農地は地域で守る」をモットーに、市と連携して市内52集落で地域計画を策定した。現在は新たな担い手が誕生するなど、計画の実現に向けて活動している。


 同市では、最高品質の酒米「山田錦」や高級和牛として有名な黒田庄牛をはじめ、イチゴ・施設野菜などの農畜産物の振興を進める。しかし、他の地域と同じく、農家の高齢化や担い手不足による耕作放棄地の増加が課題だ。

 宮崎会長は、2016年に地元集落での「人・農地プラン」を推進して以来、「地域の農地は地域で守る」をモットーに農地利用の最適化などの農業委員会活動を進めてきた。

 人・農地プランを推進する中では、300年以上の歴史を誇る愛知県名古屋市の酒造会社が同市に農業法人を設立。市内の農地で山田錦の自社栽培をすることになった。

 また、地域計画の話し合いを進めた際、地元の建設会社が耕作放棄地で水稲栽培をスタートさせることになり、新たな担い手が誕生している。

 宮崎会長は「地域計画で担い手を明確化した。新たな取り組みも始まっており、大切な農地を次の世代に伝えていきたい」と笑顔で語る。


 同市住吉町で建設会社「㈱今村建設」を営む今村(かなめ)さん(48)は、農地利用最適化推進委員の竹谷保夫さん(72)から声をかけられ、24年に新たに「㈱奥畑アグリラボ」を設立。農業参入を決めた。住吉町地区内の耕作放棄地を含めた2・1㌶を同社で取得し、本業の重機を活用して水路などを復旧、25年から水稲を栽培している。

 竹谷推進委員は、「20年以上も前に営農組合が解散し耕作放棄地が問題になっていた。解決するには、まず農地を元に戻す必要があり、建設会社を営む若い今村さんに声をかけた」と話す。

 今村さんは、兄の勝豊(かつとよ)さん(50)や弟の君人(きみひと)さん(45)、建設会社の社員とともに、山間部に広がる耕作放棄地の整備からスタート。長年放置され、大量の土砂に埋もれた水路の復旧や、効率的な農作業を実現するための法面も補修した。 

 今村さんは「現時点で農業だけで採算を取るのは難しい。しかし本業の重機も活用し、兄と弟、社員と協力して、継続可能な農業経営を図りたい」と話す。

 君人さんも「生まれ育った地域のために兄弟と社員で農地を守っていきたい」と抱負を語る。

 同社が農業に参入した経緯には、地域計画の策定を進める際の農業委員会をはじめとした周囲の人々の働きかけが大きい。地域計画の実現に向けて、同市でスタートした「新たな取り組み」に期待が集まっている。

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