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米取引概況 需給緩和環境で処分売り継続

2026年06月26日


 2026年産の政府備蓄米の買入入札は4回目で買入予定数量20万7521㌧の全量が埋まった。予定価格は2万500円~2万600円と推定され、当初は「この水準では生産者が納得しない」との声もあったが、最終の4回入札では「1万8000円でも不落


 2026年産の政府備蓄米の買入入札は4回目で買入予定数量20万7521㌧の全量が埋まった。予定価格は2万500円~2万600円と推定され、当初は「この水準では生産者が納得しない」との声もあったが、最終の4回入札では「1万8000円でも不落」との事例も伝わる。26年産主食用米の販売環境も厳しいと予測されるなか、「少しでも備蓄米に振り向けておくほうが得策」と考えた産地も多く、それが応札意欲につながったと思われる。

 これで20万㌧超の隔離を達成したため、今後の焦点は6月末時点の作付意向となる。

 一方、需給緩和・民間在庫増大などを背景に、市中取引では25年産米の処分売りが継続している。常温倉庫の整理玉や、未検査米の下値売りが散見されるが、まとまった売り物は少なく、産地銘柄や条件も分散気味。小売などの買い手が必需玉を手当てしようとすると高値の商談になりがちで、同じ産地銘柄でも成約価格に幅がある状況。相場が定まっている青森まっしぐらは1等産地置場1万8000円水準で保ち合い。関東コシヒカリは1等同2万円割れまで下落している。

㈱米穀データバンク 平丞

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