Home

記事

経営・流通

市況・マーケット

【食品流通事情】安く粗利益率高いPB商品が好調

2026年07月24日

 食品の値上がりが続く中、小売業界では安さが強みのPB(プライベートブランド)商品が売り上げ好調だ。大手スーパーのイオンでは、「トップバリュ」の今期売り上げ目標が前年比1割増と、大幅増を見込む。


 PB商品は中間マージンが省かれるなどの理由で

 食品の値上がりが続く中、小売業界では安さが強みのPB(プライベートブランド)商品が売り上げ好調だ。大手スーパーのイオンでは、「トップバリュ」の今期売り上げ目標が前年比1割増と、大幅増を見込む。


 PB商品は中間マージンが省かれるなどの理由で、低価格ながら粗利益率が高く、NB(ナショナルブランド)商品より5~10㌽高いという。各社とも、今後さらにPB展開に注力するだろう。


 PB商品はコンビニやドラッグストアでも売り上げ好調だが、その役割や位置づけは業態ごとに異なる。


 スーパーのPBは、業界団体の集計では全体の売り上げの約10%を占める。その位置づけは、消費者の節約とまとめ買いを支える主力商品だ。


 コンビニ大手3社の食品売上高に占めるPB比率は高く、3割から5割とみられる。こちらはNBとほぼ同等の価格だが、オリジナル性を大きな魅力としている。


 ドラッグストアのPBは、最も構成比の高いマツキヨココカラ&カンパニーで非食品も含め推定15%弱。食品の価格はスーパーよりも安いものが多く、集客装置の役割を担う。


流通ライター 渡辺 米英

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます