ゴボウの長根品種を栽培してみよう!
ヨーロッパ原産でキク科のゴボウは、古くから日本に導入され、日本人になじんでいる野菜ですが、利用しているのは日本のみといって良いほどです。品種は、長根種、短根種(ミニゴボウ)、葉ゴボウに分けられます。今回、栽培に挑戦するのは長根種です。ゴボ
ヨーロッパ原産でキク科のゴボウは、古くから日本に導入され、日本人になじんでいる野菜ですが、利用しているのは日本のみといって良いほどです。品種は、長根種、短根種(ミニゴボウ)、葉ゴボウに分けられます。今回、栽培に挑戦するのは長根種です。ゴボウの本流と言えるもので、80~100㌢にもなる収穫が大変なものです。栄養的には、食物繊維が多く、またカリウムも多く含まれています。この10月に種を播き、冬を越して栽培する「冬越し栽培」の方法を学びましょう!
❶品種
晩抽性で秋播きできる品種を選びます。おすすめは、「柳川理想」「滝野川大長」「みとよ白肌」などです(図1)。
❷畑作り
ゴボウは、排水性が良く耕土のよい土壌が適します。また、連作を嫌うので、3~5年は他の科の野菜を栽培します。畝幅を60㌢とし、苦土石灰を1平方㍍当たり150~200㌘散布し、土を深く耕します。次いで堆肥を1平方㍍当たり2㌔、化成肥料を1平方㍍当たり100㌘散布し、土と混ぜ、高さ10㌢程度の平畝を作ります。畝の中央に深さ5㍉程度の播き溝を作り、吸水させた種を1㌢間隔に播き、軽く土をかぶせ、不織布をかけ、たっぷりと水やりします(図2)。
❸間引き・追肥・土寄せ
発芽したら3㌢間隔に間引きします。年内は、本葉2~3枚で5~6㌢に間引き、化成肥料を1平方㍍当たり30㌘散布し、軽く土寄せします。本葉4~5枚で10~15㌢間隔にし、同量の化成肥料を追肥し、土寄せします。以後は、3月から月に1~2回追肥土寄せを行います(図3)。
❹病害虫
病害虫では、黒斑細菌病、うどんこ病が発生しますので、自然農薬、化学農薬で早期対策を図ります。また、アブラムシ、ヨトウムシが出ますので、自然農薬アーリーセーフ、BT剤などで早期に防除します。
❺収穫
収穫は6月に入り、根元の太さが1・5~2㌢になったら収穫します。ただし、長さが80㌢くらいあるので、掘るのが大変です。葉を15㌢ほどに切り取り、根の先端部までスコップなどで掘り、折らないように収穫します(図4)。収穫したゴボウは、きんぴら、天ぷら、サラダ、煮物に最高です!
恵泉女学園大学 副学長
◇次回は10月23日付









