Home

記事

農政

週間ニュース

民間在庫量300万㌧ 25年産米2月末現在

2026年04月10日

 農水省は3月31日、2025年産米の2月末現在の集荷業者の集荷数量が玄米ベースで260万9千㌧(前年同月比37万7千㌧増)、販売数量が78万6千㌧(14万5千㌧減)になったと公表した。

 集荷数量は近年では24年産の223万㌧、23年産の2

 農水省は3月31日、2025年産米の2月末現在の集荷業者の集荷数量が玄米ベースで260万9千㌧(前年同月比37万7千㌧増)、販売数量が78万6千㌧(14万5千㌧減)になったと公表した。

 集荷数量は近年では24年産の223万㌧、23年産の249万㌧に次ぐ3番目に少ない水準で、同省は農家からの出荷先の多様化が影響していると見ている。販売数量も近年で最も少ない水準になり、集荷数量に対する販売数量の比率は30%と、前年同月の43%を13㌽下回った。

 一方、民間在庫量は前年同月を95万㌧上回る300万㌧になり、比較可能な09年以降で5番目に高い在庫水準になった。同省は25年産の集荷数量が前年を大きく上回ったこと、販売数量が減少していることを要因に挙げている。

 民間在庫量を段階別に見ると、出荷段階が前年同月比で74万㌧増の233万㌧、販売段階が同21万㌧増の67万㌧。出荷段階は前月(1月末現在)から3万㌧増加する一方、販売段階は5万㌧減少した。ただ、販売段階の在庫水準は例年40万~50万㌧程度なので、これを大きく上回っている。同省は、販売段階で例年より在庫が積み上がっていることにより、集荷業者から卸売業者への販売が緩やかになっていると見ている。

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます