【食品流通事情】スイーツ強化の企業増える

2026年08月28日

 日本のスイーツ(和洋菓子、デザート、アイスなど)の市場規模はコロナ禍で一時縮小したが、その後回復。昨年度は約2兆6000億円規模と推定される。業態別売り上げは、スーパーマーケット(SM)、コンビニ、ドラッグストアの順に高い。


 洋菓子メーカ

 日本のスイーツ(和洋菓子、デザート、アイスなど)の市場規模はコロナ禍で一時縮小したが、その後回復。昨年度は約2兆6000億円規模と推定される。業態別売り上げは、スーパーマーケット(SM)、コンビニ、ドラッグストアの順に高い。


 洋菓子メーカー、モンテールの調査では、スイーツ購入店をSMと答えた人は64.0%に及び、コンビニは46.2%。SMの強みは主に価格で、コンビニはおいしさだという。


 近年は、両業態ともにスイーツ強化を打ち出している企業が多い。セブンイレブンなどは、今後3年で部門売り上げの倍増をめざしている。


 各社がスイーツに力を入れる理由は、まず利益率や客単価が比較的高く、また来店動機になる商品であること。さらに、スイーツの客層は40代までの女性が多く、将来的にも店の中心客層として期待できる。


 一方で、スイーツ強化によるリスクもある。例えば店内加工や高度な製造工程が増え、品質管理の負荷や事故などの懸念が増大する。また売れ残りによる食品ロスも増加しがちだ。決して甘い市場ではないのである。



流通ライター 渡辺 米英

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