〇無肥料・無農薬・無収穫」からの出発


【土づくりに明け暮れた】

 島本先生の講習会で、土づくりが最大の技術と学んだとはいえ、現実はそう簡単ではありませんでした。

 講習会で「帰ったらすぐ車を売って、そのお金で堆肥舎とショベルローダーを買いなさい。

 農繁期に突入した雪国です。雪が溶け、青い香りに満たされるこの季節は、自然と力がみなぎります。と同時に、天候を見ながら同時進行で進んでいく多様なものごとたちを段取っていく、脳みそも体も何かと慌ただしくなる季節でもありますね。

 繁忙期はランナ

 農業で働く外国人労働者が6万人を突破した。多くの産地で欠かせない戦力として定着する一方で、国際的な人材獲得競争は激化している。「選ばれる国」「選ばれる産地」の確立が急務だ。送り出し国の現状を4回にわたって紹介する。

 東南アジアにある人口2

一人土地改良区として、本質を掘る


心血注ぎ「原資」を改良

 5月、周囲の田に水が入り、早苗が整列し始めると、私の「乾田直播」は異様な景色の中に置かれる。

 周囲と逆行し、乾いた土に種をぶち込む。この「じかまき」は、決して効率を追うだけの近道ではな

大先輩との出会い

 1970年(昭和45)、(くす)の若葉がきれいな春、希望にあふれて熊本大学理学部数学科に入学しました。

 しかし、教養課程で学ぶうち、改めて農業の社会的な意義を考えたくなり、1年で中退して九州大学農学部に入り直しました。

 

民事信託と相続・遺言の比較

 成年後見制度以外の財産管理、資産承継方法と民事信託制度の対比をします。

 最もシンプルで確実な資産承継手段は贈与です。売買で所有権移転することもありますが、本稿では、親族内承継として多く行われる贈与と対比して検討し

 日本農業技術検定は、農業現場への新規就農をはじめ農業法人や関連企業への就職をめざす学生だけでなく、社会人なども受験対象にしている。農業の教育研修の効果を高めることを目的としており、新規就農者への支援や農業法人などの農業経営体による従業員の

 宮崎県美郷町では、2020年度から、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく人口減少対策の一つとして、町内24の行政区ごとに住民が主体となって定住促進の取り組みを定め実践する、美郷町地区別定住戦略事業=「ちくせん」を実施しています。この3月

にんにくの生産・加工・販売

 はじめまして。鹿児島でにんにくを育て、加工・販売まで手がけている横山です。

 私が農業の道に入ったきっかけは、父の背中でした。もともとは東京で2人の子どもを育てながら生活していましたが、鹿児島に帰省した際、家庭菜園

〇民事信託と成年後見制度の相違点


 前回、成年後見制度は、裁判所の関与が大きく、民事信託は、当事者の契約に基づくので、裁判所の関与が極めて少ないという説明をしました。

 さらに重要な相違点を説明します。成年後見制度は、被後見人等の全財産を対象と

〇原風景

 幼少期の話をしましょうか。私の原風景で、私の農業の原点でもある1950年代の村の記憶です。

 生まれ育ったのは、福岡県桂川町寿命地区。水田の広がる小さな集落で、わが家も2㌶の水田で米麦と野菜を作り、自給的な生活をしていました。

 役牛

 日本農業技術検定を主催する日本農業技術検定協会は、全国段階の農業教育機関など14団体で構成されている。大学農場のネットワークである全国大学附属農場協議会もその一つで、技術検定の運営に携わり、会員の農学系大学に団体受験による試験の活用を推奨

稲の育苗 

 4月に入り本格的に農作業がスタートした。農園の田んぼ仕事もあるが、この時期最大の仕事は稲の育苗である。

 白雪農園では地域の農協から委託を受けて、芽出し後の育苗管理をしている。

 当初は800枚からスタートしたが、地域で育苗を引き受

試行錯誤の連続

 1977年(昭和52)に完全無農薬有機農業をめざして農業を始めてから、50年近くになります。

 学生時代、有吉佐和子さんの『複合汚染』やレイチェル・カーソンさんの『沈黙の春』を読み、志だけは高いスタートでした。

 とはいえ、当時