ある百姓の村づくり 白雪農園・エコビレッジ立山村 富山・立山町 坂口創作氏


アルペンルート走ったトロバス
みなさんはトロリーバスをご存じであろうか。ほとんどなじみの無い乗り物と思うが、架線から電気を受けて走る電気バスのことである。
農園のある立山のアルペンルートでは、山中を通るトンネル区間で、日本で唯一のトロリーバ
アルペンルート走ったトロバス
みなさんはトロリーバスをご存じであろうか。ほとんどなじみの無い乗り物と思うが、架線から電気を受けて走る電気バスのことである。
農園のある立山のアルペンルートでは、山中を通るトンネル区間で、日本で唯一のトロリーバスが走っていた。しかしながら、車両維持に不可欠な部品が手に入りにくくなってきたことで、トロリーバスは2024年11月に営業運転を終了。30年近くにわたり活躍した車両は、惜しまれつつも引退することになった。
日本最後のトロリーバスはスクラップにされる予定であったものの、貴重な産業遺産としてなんとか地元である立山に残せないものか。そう思っていたところ、バスの解体業者さんとうまくご縁がつながり、農園で車両を1台引き受けることになった=写真。
4月14日の早朝、トロリーバスを乗せたトレーラーと大型レッカー車が到着。15㌧ある車両が農園の敷地に設置された。
余生を白雪農園で送ることになったトロリーバスは、やって来たその日から休憩所と展示施設として活躍。基本的に天気が良い晴れた日が公開日となるが、珍しい車両の姿を追って鉄道ファンや写真愛好家がやってきている。
農園に道の駅を
トロリーバスがやってきたことで一つやってみたいことがある。「道の駅」のような場所を農園につくることである。
バスがある場所は年間100万人が訪れる立山黒部アルペンルートにつながる幹線沿い。さらに、立山連峰を一望する眺めの良い場所である。少しずつ手作りで農産物の直売所やカフェスペースなどを設け、観光客が立ち寄るドライブインにできたらと思っている。
現役時代にたくさんの人々を乗せたトロバス。終着駅となった農園に、これからは賑わいを運んでくれたらと願っている。末永くよろしくね。
◇次回は6月19日付








