6月、田植えが終わる。あの息をのむ忙しさが(うそ)のように、田面に静寂が戻る。とはいえ農家に休息などというものはなく、初期除草に水管理、畦畔の草刈りと、地味だが決して手を抜けない作業が続く。水1㌢の差が収量を左右する。この季節の農家は、

 茨城県坂東市でニンジンを生産するフクトモ㈱坂東農場では、JGAPを活用した農場管理に取り組み、販路拡大につなげています。かつては、「GAPは農家の敵」と感じていたといいます。「畑を知らない人が書類ばかり求める」。そうした印象を持っていたか

 電気柵に出合った私は、帰宅後すぐに、その電気柵メーカー、末松電子製作所に電話をしました。熊本県八代市の会社で、社長の末松弘さんは「平場で犬対策に使うのは、あなたが初めてですたい」と言いながら、製品を送ってくれました。

 早速アイガモのいる田

 中央アジアに位置するウズベキスタンは、海に出るために二つの国境を越える必要がある世界に2カ国しかない「二重内陸国」の一つである。その国土は乾燥した大陸性気候に属し、アムダリア川やシルダリア川の水を利用した灌漑農業が発展している。特に「白い

 いよいよ草刈りの季節です。私も連休後半に自宅に続く山道で1回目の草刈りを終えました。私の「守備範囲」は300㍍。私の家は「ポツンと一軒家」的に離れており、途中のお宅は女性高齢者のお一人暮らしなので、この区間を年に5回は草刈りしなければなり

収穫のピーク

 にんにくの収穫は毎年4月から5月にかけて行います。今年もその季節がやってきました。鹿児島の畑では今、収穫のピークを迎え、朝から晩まで土と向き合う忙しい日々が続いています。昨年10月に植えたにんにくは、冬の寒さに耐え、春の暖かさ

 JGAPに関心はあっても、「何から始めればよいのか分からない」「取得までが大変そう」と感じている方は少なくありません。実際には、最初から完璧な農場を求めるものではなく、自分の農場を見直し、改善を積み重ねていくことが基本になります。

 まずは

 8月初旬、中干しのため田んぼの水を落とした翌朝、大変なことが起きました。いつものように畦に立ってアイガモを呼んでも返事がありません。おかしいと思ったその時、2匹の野犬が高さ1.5㍍の網を飛び越え悠然と去って行きました。田んぼのあちこちにア

 人口約14億5千万人を抱え、世界最大の人口大国となったインドは、日本にとっても重要な人材の送り出し国として注目されている。こうした期待を背景に、2017年には技能実習に関する覚書、さらに21年には特定技能に関する覚書が日印間で締結され、日

 土づくりが安定し、徐々に有機農業の面積を拡大しました。販売も、グループ出荷から、セット野菜と卵を会員宅に直接届ける「提携」に切り替えました。

 当初は15軒程度でしたが、口コミで顧客が増え、1985年には約50軒、90年頃には約100軒にな

アルペンルート走ったトロバス

 みなさんはトロリーバスをご存じであろうか。ほとんどなじみの無い乗り物と思うが、架線から電気を受けて走る電気バスのことである。

 農園のある立山のアルペンルートでは、山中を通るトンネル区間で、日本で唯一のトロリーバ

 近年の農業は、良い農産物を作るだけでは成り立たなくなっています。食品安全は当然のこと、環境保全、労働安全、人権の尊重など、農場には多岐にわたる対応が求められています。さらに、企業調達の場面では、国際的なサステナビリティ基準への対応も重要に

 インド洋に浮かぶ島国スリランカ。人口は約2200万人。農業とITを基幹産業とし、紅茶の産地として知られるほか、ココナッツやゴム、米の生産も盛んだ。

 2022年の経済危機以降、国内の雇用機会が限られ、就労目的の出国者は年間30万人を超える。

春の田で感じること

 春の田んぼに立つと、あらためて、いのちの美しさに心が動かされる。本当は、ずっとそこにあったはずの景色。けれど、日々の忙しさの中で、感じる余白を持てずにいたことにも気づかされる。

 田んぼに流れこむ豊かな水。水のきらめき、や

〇農地・農業における民事信託の活用


~農地所有適格法人を設立して信託という方法も~

 最終回となる本稿では、農地および農業において民事信託がどのように活用できるかを検討します。

 農地の所有権移転登記を行うためには、農地法所定の許可もしくは届出が