現代農業を支えるJGAP⑥ (一財) 日本GAP協会 普及・広報部 前田悠平
2026年06月26日


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福島県南会津の「会津よつば農業協同組合南郷トマト生産組合」では、産地全体でJGAP団体認証を取得しました。南郷トマトは、標高の高い中山間地域の気候を生かし、60年以上にわたり栽培されてきた地域ブランドです。
同組合では、以前から生産マニュ
福島県南会津の「会津よつば農業協同組合南郷トマト生産組合」では、産地全体でJGAP団体認証を取得しました。南郷トマトは、標高の高い中山間地域の気候を生かし、60年以上にわたり栽培されてきた地域ブランドです。
同組合では、以前から生産マニュアルや共同選果を通じて品質統一に取り組んできました。加えて近年は、食品安全や環境配慮への要請が高まり、「産地として、どう信頼を示すか」が課題となっていました。そこで、第三者認証であるJGAPへの取り組みを始めました。
まずは一部の農家が先行してJGAPを取得し、その後、段階的に取得を広げていきました。団体認証では、産地全体で農薬管理、作業記録などのルールを共有し、誰でも同じ水準で農場運営できる体制づくりが求められます。事務局や認証生産者が、未取得者をマンツーマンで支援し、「JGAPは誰かのためではなく、自分たちの産地を守るためのもの」という考え方を共有していき、6年かけて102農場すべてでJGAP取得を実現しました。
南郷トマト産地は、新規就農者が多いことでも知られています。JGAPを基にした作業手順や管理方法の共有は、新規就農者の育成にも役立っています。
JGAPは、個人農場だけのものではありません。南郷トマト生産組合では、産地ブランドを守り、次世代へ引き継ぐための産地マネジメントの仕組みとして活用されています。
この項はおわり








