田植えが終わった6月。ひと段落して一息つきたいところであるが、自然栽培の田んぼ作業として最も忙しいシーズンの到来である。それというのも、中耕除草が始まるからである。


 中耕除草とは、田植え後に条間の表土を耕すこと。雑草を減らし、土を耕すこと

 皆さん、ハインリッヒの法則をご存じでしょうか。労働災害の分野で最もよく知られている事故の発生確率に関する法則です。2024年、農作業中死亡事故数は287人でした。


 死亡事故というのは、もっとも悲しい事故で、これ以上のものはありません。この

 戦後の農地解放もあり、私が生まれた1951年(昭和26)当時、自作地は約3㌶程度になっていました。それでも当時は大きいほうで、幼少期は農作業に従事する住み込みの方が数人いた記憶があります。


 しかし、高度成長期に入ると東京の労働力需要が急増

 先日、生産者さんの圃場巡回を行った。弊社は、自社圃場もあるが、会社の中に生産組合をつくり、そこに所属している地域の農家さんたちと一緒にサツマイモの栽培もしている。そこで作られたサツマイモは、規格外含め全量買い取り、全量加工をする。また肥料

 先日、代官山にて「宮沢賢治の詩とウェルビーイング――『ほんとうのさいわい』を問う」と題した朗読会に参加した。心に残ったのは、「ほんとうのさいわいとは何だろう」という問いと、賢治が描く「青」。その余韻を抱えたまま田んぼに立った。ちょうど今年

 幸手(さって)市(し)は、江戸時代に日光街道の宿場町として栄えた、人口約5万人の街ですが、私の生まれ育った市東部の神扇地区は、今も水田の広がる農業地域です。


 かつては沼地だった場所で、江戸時代、クリークを掘りながら周囲に盛り土して農地を造

 前回書いたように、農業経営において、何とか社労士としてかかわれないかと考え始めて、最初に取り組んだことが「労災加入」を勧めることでした。


 労災保険制度を農業者に勧めるには二つのアプローチがありました。①雇用しているところに向けての通常の労

 7月。今年はスーパーエルニーニョの発生が予測されているという。


 2019年9月のことを思い出すと、背筋に冷たいものが走る。「令和元年房総半島台風」と命名された台風15号により、格納ハウスを含む7棟が、一晩で全壊した。


 米づくりは、年にたっ

 1995年(平成7)3月末、大学を卒業した6日後、父が他界し、家業であった「集荷業」を継ぐこととなりました。


 地元(京都市南区上鳥羽)の農家が作る野菜を集めて、市場に出荷するという仕事で、業務といえば地元の農家まわり、卸売市場との橋渡しと

 近年アイガモ・ロボットが登場しました。アイガモ・ロボットは除草のみの単一機能技術。アイガモ水稲同時作は、稲作と畜産の創造的統一。「一鳥万宝」の世界、いのちとの触れ合いの技術です。


 スマート農業に限らず、近代の農業技術は、いかに省力化して収

 無人航空機を用いた農薬散布などの事業は、操縦者、補助者、運航者、機体製造者が連携して実施している。事故防止にあたっては、関係者が情報を共有して再発防止に取り組むことが重要だ。

 なお、農薬散布にかかる無人航空機事故は、国土交通省の定義による

 この季節、全国を駆け巡ると、各地の山裾に竹やぶがものすごく広がっていることに驚きます。特に西日本、とりわけ九州で目立ちます。

 わが家の近くでも状況は同じで、管理を頼まれている古くからの耕作放棄地が竹やぶとなり、毎年そこからタケノコが侵略し

乾燥が重要

 農園では、にんにくの収穫と収穫後の下処理作業が続いています。

 にんにくは畑から抜いて終わりではありません。根を切り、葉や茎を落とし、そこから乾燥の作業に入ります。

 新にんにくは水分を多く含むため、そのままでは長く保存できません。

ホウキングの仕組み 

 乾田直播で考案した手作り株間除草技術「ホウキング」の仕組みは、図のようになります。試してみると畑作でも有効でした。

 毎年耕している畑では、雑草は一年生なので、作物が芽を出した時期だけは、雑草より作物のほうが丈夫です。雑