生産者と実需者のマッチングを支援し、コメの市場動向に詳しい株式会社アグリ・プラン代表取締役社長の八木俊明氏に今後のコメ市場の動向や消費拡大における地域の取り組みを聞いた。


祭と丼の組み合わせ 飲食店とコラボで振興策

 東北地方や甲信越、関東な

 人口減少や消費動向の変化、世界規模での食糧危機の懸念に加え、令和のコメ騒動とも言うべき米価の高騰や下落に伴った不安定なコメ市場によるコメ離れなど、ここ数年コメに関する報道が世間を騒がせている。こうした状況を踏まえて、生産者と実需者のマッチ

乾田直播で転作ローテ良好大型機械との相性バッチリ

 作付けの約半分を占める乾田直播の意義は単なる省力化にとどまらない。

 杉本農場では、同技術を麦・大豆による転作ローテーションの中核にも据える。代掻きをしない乾田直播により、圃場の排水性が向上、

三重県鈴鹿市 杉本農場 代表 杉本育久さん


大規模化と高度な省力化コメつくり新たな方向性

杉本農場の代表・杉本育久さん(38)の稲作経営は、大規模化と高度な省力化技術によって地域農業の新たな方向性を示す。

 その中核に位置づけられるのが、乾田直播

人材・技術・販売を統合持続可能な稲作経営モデル


 ただ課題も少なくない。規模拡大に伴い作業の遅れや管理のばらつきが生じやすく、人材育成との両立が難しい点だ。また、機械・施設投資の高額化や農村インフラの維持負担も経営を圧迫する要因となっている。

 資材高騰や農家の高齢化で、日本の稲作経営は転機を迎えている。こうした中、新潟県長岡市の㈲百笑会(池田治代表、48)は湛水直播栽培を導入し、育苗や田植え作業を省力化。労働時間を大幅に削減した。一方、三重県鈴鹿市の杉本農場(杉本育久代表、38

 業務用米に新たな支援 飼料用米・麦・大豆への支援

 新たに支援対象として追加されたのが「業務用米」である。外食や中食向けに使われる業務用米は、近年、輸入米との競合が強まっている。このため当面の間、単収向上などの支援が行われる。現場で反発の強

 世界の食料需給などが不安定に進行する中、わが国において国民への食料安定供給は必要不可欠な要素であり、現在、食料・農業・農村基本計画に基づいた新たな水田政策が検討されている。日本農業の転換点にもなりうる政策の方向について宇都宮大学助教の松平

 わが国の農業は、従事者の高齢化や減少に加え、近年は大規模な自然災害の多発や地球規模での温暖化による生産環境の悪化など多くの課題に直面している。またここ数年は急激なコメの価格変動などが起こり、不安定な農業経営の環境となっている。今後は、持続

未来を見据えた種子処理技術、テーラーメイド技術の開発

 持続可能な農業をいかに続けていくか。このキーワードを踏まえて約10年前に発表された農林業センサスなどからバイエル クロップサイエンスとして、今後の日本の農業に貢献するための新たな技術の提

 長野県の北東部に位置する中野市は、豊かな水源に恵まれ、気温の日較差による寒暖の差を活かした品質のよい農産物を生産している。そんな同市で、標高の高い柳沢地区にて稲作経営を行うのが、北信州小柳農園の新井康寛代表(48)だ。新井さんは非農家出身

 昨年は、西日本を中心に関東以西の広い範囲で、餌となるヒノキ・スギ球果の結実量が多かった。気温の上昇とともに予察における誘殺数も増えており、これらの地域を中心に、6月9日時点で全国24府県から注意報が発出されている。引き続き動向に十分な注意

 果樹のハダニ類は、今年も気温上昇が早いことから、既に密度が高い傾向にあり、今後さらなる発生量の増加が懸念される。発生動向に注意を払いながら、状況に応じた適切な防除手段の選択によって密度を低く保つよう心がける。

 農研機構 果樹茶業研究部門 

安全で効率的な草刈りを実現

近年、農地や法面などの農地周辺の管理作業を行えるさまざまな種類のリモコン草刈機、ロボット草刈機が市販されています。これらの草刈機を導入することにより、①安全性の向上②作業能率の向上③労働負荷の軽減――などのメリット

危険箇所の事前確認が重要

 草刈り作業を安全かつ効率的に行うためには、雑草の少ない時期に圃場や法面などの状態を確認しておくことが大切です。切り株や石れきなどの障害物、野生動物によって掘られた穴などの危険箇所に事前に目印を付けておくことで、草刈