【テーラーメイド防除利用者の声】長野県中野市北信州小柳農園 代表・新井 康寛さん





長野県の北東部に位置する中野市は、豊かな水源に恵まれ、気温の日較差による寒暖の差を活かした品質のよい農産物を生産している。そんな同市で、標高の高い柳沢地区にて稲作経営を行うのが、北信州小柳農園の新井康寛代表(48)だ。新井さんは非農家出身
長野県の北東部に位置する中野市は、豊かな水源に恵まれ、気温の日較差による寒暖の差を活かした品質のよい農産物を生産している。そんな同市で、標高の高い柳沢地区にて稲作経営を行うのが、北信州小柳農園の新井康寛代表(48)だ。新井さんは非農家出身で、大学卒業後は化学メーカーに就職したが、地域農業の厳しい現状を踏まえて農業を志し、24歳で就農した異色の経歴を持つ。
現在、就農当初は3㌶だった耕作面積が37㌶、約200枚の圃場を管理するまでに拡大。また小柳農園の水田がある地域は弥生時代から稲作が行われてきた歴史ある土地で、同農園は2012年に皇室新嘗祭の献上米に選出され、19年には農林水産大臣賞を受賞するなど、同地域の未来を担う期待の農業経営者の1人として活躍している。
経営で大切にしたいのは丁寧な生産
新井さんが農業経営で大事にしているのは高品質かつ収量を確保することだ。土づくりや育苗も自身で行い、農薬と化学肥料を慣行の5割以下に抑えた特別栽培米の生産に取り組んでおり、肥料の使い分け・温湯消毒・草刈りなどの細やかな管理で、一粒一粒を大切にしたコメ作りを実践している。
また中野市の地域計画では中心的農業者に位置づけられており、10年後には60㌶を目指している。現在、自身を含めて従業員は4人だが、経営面積の拡大に伴って今後は従業員も増やしていきたいと考えている。
特別栽培米にこそフィットするテーラーメイド防除
探求心の強い新井さんは、毎年新規薬剤の試験に取り組んでいるが、最近はヒエや雑草イネの防除に課題を感じていた。そんなときに、22年に岐阜で開催された夏の全国稲作経営者大会でバイエル クロップサイエンス株式会社(以下、バイエル クロップサイエンス)の「水田雑草 テーラーメイド防除(以下、テーラーメイド防除)」を知った。必要とする成分のみを調合するテーラーメイド防除はヒエ対策に課題を感じていた新井さんにとっても興味深い薬剤であり、これまでにバイエル クロップサイエンスのカウンシルコンプリートを利用していたこともあって、早速テーラーメイド処方による試験を実施した。結果として「驚くほどにヒエに対して有効に働いた。特別栽培米を生産する農家にとって必要な成分のみを選べるテーラーメイド防除は画期的な薬剤だと感じた」と試験結果を振り返る。
現在は散布方法が手軽な水口処理が可能になったこともあり、本格的にカウンシルワン利用への切り替えを進めている。
今後への期待
新井さんは、「うちは特別栽培米を生産しているため、通常よりも除草剤の使用量が限られている。イノーバワン、マイティーワン、カウンシルワンなどの単一の有効成分の水稲除草剤であるテーラーメイド剤は本当に気に入った。各地域の水田によって発生する雑草や病害虫はさまざま。そのため各圃場の状態を踏まえて必要な除草剤などのマニュアルが作れれば、結果的にコスト削減にもつながると思う。これにブラッシュアップをかけてさらに体系化をしていきたい。カメムシ防除用にドローンの購入も検討しており、バイエル クロップサイエンスにはさまざまな部分をサポートしてほしい」と今後への期待を語る。








