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特集

バイエル クロップサイエンス株式会社の取り組み 執行役員・マーケティング本部長 仁木 理人氏

2026年06月19日
     
農家のために挑戦を続けるバイエル クロップサイエンス
種もみへの薬剤塗沫試験
種子処理技術センターでのデータ分析
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未来を見据えた種子処理技術、テーラーメイド技術の開発

 持続可能な農業をいかに続けていくか。このキーワードを踏まえて約10年前に発表された農林業センサスなどからバイエル クロップサイエンスとして、今後の日本の農業に貢献するための新たな技術の提

未来を見据えた種子処理技術、テーラーメイド技術の開発

 持続可能な農業をいかに続けていくか。このキーワードを踏まえて約10年前に発表された農林業センサスなどからバイエル クロップサイエンスとして、今後の日本の農業に貢献するための新たな技術の提案やサービス展開が必要だと考えました。その代表的なソリューションが、種もみに病害虫防除の薬剤を直接塗沫する「水稲種子処理 バイエルシードグロース」、および4種類の単一成分剤を各圃場の雑草発生状況に応じて自ら調合・散布する「水田雑草 テーラーメイド防除」です。これらは直播や移植、圃場や地区ごとの個々の状況に合わせた農薬の個別レシピ作りであり、圃場ごとのデータを収集することで実現可能な技術です。そのために当社ではデータの見える化にも取り組み、圃場に最適な薬剤・薬量・散布タイミングなどの適剤適所の管理をするWebアプリ、my防除を3年前に開発しました。

 また、農薬に限らず、圃場マップとの連動や薬剤、肥料などの可変施用などとの連動を通じて、農業経営における全体的なファームマネージメントに協力していきたいと考えています。


圃場ごとのレシピでプロ農家支援

 バイエルシードグロースやテーラーメイド防除を、現場実態に合わせた形で提供できるかは、単年のソリューションではなく、複数年分のデータを蓄積することで、より優れたレシピになると思います。そのためにはmy防除へのデータ登録が重要となります。当社では、これらの技術を個々の農家が経営方針にあわせて活用できるよう、専門部隊が伴走支援し、提案できる体制を整えています。現場の意見をお伺いすることで、さらなる取り組み改善に向けた対策を進めています。

 今後もプロ農家である大型水稲生産者へ、どのようなアプローチができるか、包括的なサポートをしっかり行いたいと思います。


持続可能な農業をいかに続けていくか、バイエル クロップサイエンスも常に挑戦

 農家さんは人が生きていく上で必要不可欠な食を支えており、持続可能な農業の発展を守ることが重要です。今後は水稲剤以外にも徐々に個別カスタマイズが可能な農薬のテーラーメイド化を進める予定です。その中でさらにこの取り組みをブラッシュアップし、農家支援のサービスの輪を広げるためにも、ご意見やご要望を頂きたいと思っています。現場での課題解決につながるような活動をいかにしていくか、世界の技術を日本の農業現場にいかに還流して貢献するかが大きな課題です。

 水稲農薬のテーラーメイド化技術は日本で生まれ、今後は海外でも展開を予定しています。また水稲の種子処理は非常に難しいので、当社では種子処理技術を専門にサポートを行う種子処理技術センター(通称バイエル シードグロースセンター)を日本国内に設置し、10年前から実用化の研究にも取り組んでいます。同センターは試験栽培を含めて発芽率のデータ取得などに取り組んでいます。

 当社はチャレンジやコンセプトへの投資は惜しみません。バイエル クロップサイエンスは次の10年へ向けてさらなる日本農業への支援を続けていきます。

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