【心の土台】 women farmers japan㈱ 佐藤可奈子

2026年04月10日

 今年、長女が通う地域の公立小学校「吉田小学校」(新潟県十日町市、全校生徒24人)がキャリア教育優良学校として、文部科学大臣表彰をいただきました。

 私自身も本校のアントレプレナーシップ教育(以下アントレ=社会課題に対して、主体性を持って課題

 今年、長女が通う地域の公立小学校「吉田小学校」(新潟県十日町市、全校生徒24人)がキャリア教育優良学校として、文部科学大臣表彰をいただきました。

 私自身も本校のアントレプレナーシップ教育(以下アントレ=社会課題に対して、主体性を持って課題に挑む起業家精神を養う教育)の授業などをさせていただき、今回アントレプレナーシップ教育ガイドブックの制作にも携わらせていただきました(ガイドブックは「アントレ吉田小」と検索すると、インターネットでご覧いただけます)。

 なによりも子どもたちへの深い愛情と情熱(あふ)れる先生方とご一緒できたからこそ、私もとてもワクワクして関わらせていただきました。

 ガイドブックでは「起業」を「自分の心を扱い続けること」と話させていただきました。農業の現場でも、アントレでも、指導に関しては行動部分がフォーカスされがちです。たとえば商品開発、営業、販売、お金の管理やマーケティング、農業なら栽培技術など、それらももちろん大切な技術です。

 一方で、本質は水面下の土台部分、つまり無意識下のメンタル、人格で、それらの上に能力や行動や技術が乗ってはじめて結果が出ます。それが心の土台と言われているものですが、それは難しいことではなくて「自分の内面で、どんな感情とどんな言葉が発せられているか」というイメージと捉えています。

 つまり「パフォーマンス(結果)=何を×どんな気持ち・感情・内面でやるか」なんですね。

 前段で述べた技術面は、いつからでも、いくらでも学べます。でも心の土台そのものは積み重ねと環境が重要です。だからこそアントレ教育でもその部分にフォーカスしました。

 新しいことに挑戦する、未知に勇気を出して踏み出すことは大人にとっても簡単じゃないです。正解がないですからね。だからこそ、子どもに見せられる背中として、自分の夢を(かな)え続けていたいと思いました。皆さんはこの春、どんなことに挑戦しますか?

◇次回は5月15日付

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