【薫のにんにく通信】子どもと過ごした夏休み ㈱横福 代表取締役 鹿児島市・横山薫氏
お手伝いがステップアップ
長かった夏休みも終わり、いつもの日常が戻ってきました。今年の夏は、子どもの「仕事のお手伝い」を一歩ステップアップさせた夏でした。
もともとわが家は農家ではなく、私が起業して、にんにくを育て、加工し、販売する仕事を始
お手伝いがステップアップ
長かった夏休みも終わり、いつもの日常が戻ってきました。今年の夏は、子どもの「仕事のお手伝い」を一歩ステップアップさせた夏でした。
もともとわが家は農家ではなく、私が起業して、にんにくを育て、加工し、販売する仕事を始めました。子どもにはこれまでも、忙しいときに仕事を手伝ってもらってきました。夏休みも遊んでばかりとはいかず(笑)、忙しいときは子どもも自然と戦力になります。
今年はにんにくの選別だけでなく、加工場ではスタッフに混じり、袋詰めやラベル貼りなど、商品に仕上げる作業もしてもらいました。さらに取引先の店舗にも一緒に出向き、商品の陳列も経験してもらいました。
農場で「作る」、加工場で「商品にする」、取引先で「売る」。一つの商品がお客さまに届くまで、仕事がどうつながるのかを見てもらえたと思います。
うれしかったのは作業だけではありません。スタッフに「おはようございます」「お疲れさまです」と自然に声をかける姿を見たこと。当たり前かもしれませんが、その姿に成長を感じました。
何より、仕事の話ができるようになったことがうれしかったです。同じ現場を経験したからこそ「あの時こうだったね」と話せる。いつもの親子とは少し違い、一緒に働いた仲間のようで、不思議で、照れくさくて、でも楽しい時間でした。
自分で選んだ道を
将来、この仕事を選ぶのか、違う道に進むのかは分かりません。好きなこと、夢中になれることを見つけ、自分で選んだ道を歩んでくれたらと思います。ただ、どんな道を選んでも、人と関わり、地道なことにも向き合い、自分で決めたことを最後までやり遂げる力は持っていてほしい――。
一緒に仕事をしたことで、今までとはまた違う子どもの姿を見ることができました。私が始めたこの仕事が、これから子どもの人生にどうつながっていくのか。そんなことが楽しみになった夏でした。
◇次回は10月23日付








