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【未知との遭遇】 漫画家・コラムニスト 辛酸なめ子

2026年04月03日

 先日、都内で行われた超常現象やAIについてのトークイベントを拝聴しました。登壇者の一人が「ローマ教皇に地元のお米を食べてもらった」偉業で有名な、元石川県羽咋市職員で僧侶の高野誠鮮(じょうせん)氏でした。ローマ教皇に手紙を書いてお米を献上し

 先日、都内で行われた超常現象やAIについてのトークイベントを拝聴しました。登壇者の一人が「ローマ教皇に地元のお米を食べてもらった」偉業で有名な、元石川県羽咋市職員で僧侶の高野誠鮮(じょうせん)氏でした。ローマ教皇に手紙を書いてお米を献上し、ブランド化に成功したというやり手のお方です。

 高野氏は「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則氏とも不思議な縁がありました。以前はテレビの仕事もしていて、UFOにさらわれた人についての番組を制作。金髪の女性がUFO内の寝台に縛られているいっぽうで、異星人と楽しげに話しているメガネで歯がない東洋人のおじさんがいた、という体験談の再現映像が流れました。放映後、木村氏と知り合い、UFO番組の話題になって「あの番組のメガネかけた東洋人、私」と言われ、ただならぬ縁を感じたという高野氏。木村氏はUFO内で、縛られて不安そうな女性に対し、津軽弁で「心配しなくていいよ」と優しく語りかけた記憶もあるとか。

 なぜ、高い文明の宇宙人が木村氏を丁重に扱っているのか、高野氏によると宇宙人は肩書や身分ではなく、霊性や人格が高い人を選んでコンタクトしてくるそうです。自然と調和することも大切だと考えられているようです。農業や家庭菜園に携わっている人々は宇宙人に好かれやすいということなのでしょう。

 その木村氏が、最近宇宙人にあるお願いをしたそうです。それは「大挙してやってきてほしい」というリクエスト。他の国は突然宇宙船の大群が現れたら戦闘体制になりそうですが、日本なら平和に受け入れるだろう、と高野氏は予想していました。宇宙人から自然栽培のヒントを教わったという木村氏。もし本当に大量のUFOが来迎したら、それぞれ仕事のヒントや人生の気づきを与えてもらえるのでしょうか。すれた現代人は「どうせAIのフェイク画像かプロジェクションマッピングでしょ」と信じないで宇宙人をがっかりさせないか心配です……。◇次回は5月1日付

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