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コラム・社説

主張

多様な情報で好奇心満たそう 農業委員会の情報提供活動

2026年04月03日

 人間には知らないものを知りたい欲求「好奇心」がある。好奇心は、学問だけに限らず、政治、経済の動向、世界情勢、趣味やうわさ話など果てしなく広がる。

 これはわれわれの遺伝子にある生きていくための本能的なものだと思う。「敵がいる」「食料はどこか

 人間には知らないものを知りたい欲求「好奇心」がある。好奇心は、学問だけに限らず、政治、経済の動向、世界情勢、趣味やうわさ話など果てしなく広がる。

 これはわれわれの遺伝子にある生きていくための本能的なものだと思う。「敵がいる」「食料はどこか」「明日の天気」など、滅びないために情報を取集する。衣食住だけを心配していた太古に比べ現代のように生活が多様化してもこの欲求はより強くなっているのではないか。仕事で流行や相場情報などを得て不利益・不確実なことを回避しようと準備することもそうだ。情報が無ければ他者との交流や農業のような自然相手の産業はままならない。

 農業委員会組織が情報提供活動をするのも、そこに理由がある。農業者や関係機関が必要とする農地や法律・制度、技術、新製品などの情報は、経営する上で必要不可欠。地域農業の発展を進める農業委員会は、多くの情報を収集し発信する必要がある。情報提供活動をするために多くの情報源を備えてほしい。テレビ・ラジオやインターネット、書籍、新聞・雑誌などまんべんなく目を通すことをお勧めする。特に情報の収集元と発信方法の一つとして弊紙「全国農業新聞」や「全国農業図書」の活用を重視してほしい。農業委員会が発行する「農業委員会だより」をその地域に寄り添った情報媒体として活用することも大切だろう。願うのは、情報の収集・発信の手段を限定せず、地域の農業者の好奇心を満たせるよう情報提供活動を充実させることだ。

 全国農業新聞は4月3日付の本号からリニューアルした。農業者を応援するため、より分かりやすく、より親しみやすく、より読みやすく、好奇心を満たす情報源をめざしたい。

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