金運アップ神社で神頼み 漫画家・コラムニスト 辛酸なめ子

2026年09月04日

 「3年続けてお参りすれば、一生お金に不自由しない」と言われている神社があります。それは、宮城県石巻市の金華山黄金山(こがねやま)神社(じんじゃ)。東京からだと行くのが大変ですが、耳寄りな情報を伺いました。それは黄金山神社のご祭神の弁財天様

 「3年続けてお参りすれば、一生お金に不自由しない」と言われている神社があります。それは、宮城県石巻市の金華山黄金山(こがねやま)神社(じんじゃ)。東京からだと行くのが大変ですが、耳寄りな情報を伺いました。それは黄金山神社のご祭神の弁財天様の、姉神様がお(まつ)りされている近くの大金(おおがね)神社(じんじゃ)にお参りすれば、3年分が1回で済む、という説。体力も時間も省エネできます。


 先日取材で訪れたとき、黄金山神社と大金神社の両方にお参りさせていただきました。4年分の金運が得られると良いのですが……。ちょうど最近買った株が次々と下落して、半導体メモリー株の「キオクシア」に至ってはほぼ半額になってしまいました。というわけで金運神社で神頼みしたい気持ちもありました。


 その日はあいにくの雨。激しく降る雨の中、フェリーでまず網地島へ。迷いながら大金神社にたどりつくと、無人の小さな神社で、拝殿に入って直接お参りするようになっていました。雨で服が濡れてしまい、雨宿りさせていただこうと拝殿内へ。ご祭神の大金姫様が「どうぞ入ってらっしゃい」と迎えてくださっている気がしました。ホウキが立てかけてあったので中を掃除したら、神様が喜んでくださったのでしょうか。雨が少し弱くなりました。神様が天候を(つかさど)っていることを体感。


 そのあと海上タクシーで金華山の島に向かったのですが、海が荒れているためジェットコースターのように激しく揺れました。その揺れが、まさしく最近のキオクシアの株価のチャートのようで、急降下するたびにフワッと内臓が浮く感が。あまりの揺れに、ただ手すりにつかまることしかできませんが、乱高下の時は心を無にして耐えるしかない、と神様が教えてくれたようです。


 無事に島にたどりつき、どんなに海や相場が荒れても生きていればなんとかなる、という境地に。以来、株の含み損にそこまで落ち込まなくなったのが大きなご利益です。


◇次回は10月2日付

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