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センサスから見る農業担い手予測⑤ 持続可能な地域社会総合研究所 所長・藤山浩

2026年10月02日
     
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 今回は、関東(同農政局管内)の担い手の年齢構成と年齢別増減そして現行推移予測と安定化シナリオについて紹介します。

 

 まず、図は、関東の基幹的農業従事者の年齢構成を示したものです。全国と同様に70代前半が一番多い主力世代となっています。ただ

 今回は、関東(同農政局管内)の担い手の年齢構成と年齢別増減そして現行推移予測と安定化シナリオについて紹介します。

 

 まず、図は、関東の基幹的農業従事者の年齢構成を示したものです。全国と同様に70代前半が一番多い主力世代となっています。ただし70代が従事者全体に占める比率は、38.4%にとどまり、東北や北陸に比べて、低くなっています。年齢別の増減数では、関東全体としては全国と同じく60代後半の従事者増加が一番多くなっていますが、都県間で大きな違いがあります。例えば東京は、20代から60代まで比較的バランスがとれた就農増加となっているのです。

 

 2020年、25年データを基に現行推移での予測をしてみると、担い手は、関東地方全体では、10年で4割減となり、現状の58.5%まで縮小します=表。今後30年の減少幅は、千葉、埼玉で大きく、山梨、栃木、長野で小さくなっています。山梨は、60代まで男女のバランス良く就農増加を実現していることが寄与しています。30年後の55年に、現在の7割以上で担い手を安定させるシミュレーションを、毎年20代前半男女および30代前半男女の就農を同数増やすことを前提にして実施してみました。就農増加の合計必要人数が就農者全体に占める割合は、一番小さな山梨の0.05%から一番大きな千葉の0.94%まで各都県で大きな違いがあります。

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