【農業者年金特集】保険料全額が社会保険料控除の対象 石川県小松市
2026年10月02日
「収めた保険料の全額が社会保険料控除の対象となることが魅力でした」と語るのは、小松市でトマトを主力に、キュウリやニンジン、カボチャなどを栽培する北市農園の濱田勝さん(57)だ。
元々農業に興味を持っていた濱田さんは、数年前、農家だった義父
「収めた保険料の全額が社会保険料控除の対象となることが魅力でした」と語るのは、小松市でトマトを主力に、キュウリやニンジン、カボチャなどを栽培する北市農園の濱田勝さん(57)だ。
元々農業に興味を持っていた濱田さんは、数年前、農家だった義父が他界したことを機に、跡を継ぐべく脱サラを決意した。就農にあたっては、地域の新規就農者を育成・支援する「アグリスクールこまつ」に入校。施設園芸の知識や栽培技術を基礎から2年間学び、現在は妻、息子、義母の4人で営農している。
「会社員時代と違い、完全に休めるのは正月三が日くらい。忙しい時は日の出前から日没後まで作業があるし、ハウスの温度・湿度管理も本当に大変」と苦労を明かす。しかし、その分やりがいも大きい。定説にとらわれずに栽培方法の工夫を凝らすほか、今年はハウス2棟の増設に取り組むなど、猛暑が予想される中でも品質と収量アップに意欲を燃やしている。
そんな前向きな経営の一助となっているのが農業者年金だ。濱田さんは自身の加入だけでなく、ともに農作業に励む息子にも加入を勧めた。「農業者には一般企業の厚生年金に当たる2階部分の公的年金がない。家族で相談し、将来のためにと勧めたところ、納得して加入してくれた」と語る。
老後の備えという確かな安心を基盤に、これからも家族一丸となって農業経営に励んでいく。









