【農業者年金特集】将来の備えのため農業者国民年金加入 愛知県安城市
安城市の高須大河さん(25)は大学卒業後、父親が営む稲作農家に就農。父親の指導を受けながら、水稲のほか麦や大豆、野菜を栽培している。2025年4月には将来の備えのために農業者年金に加入した。現在、高須さんと父親、祖母の3人で水稲25㌶、麦
安城市の高須大河さん(25)は大学卒業後、父親が営む稲作農家に就農。父親の指導を受けながら、水稲のほか麦や大豆、野菜を栽培している。2025年4月には将来の備えのために農業者年金に加入した。現在、高須さんと父親、祖母の3人で水稲25㌶、麦・大豆30㌶を栽培。祖母は里芋などの野菜を産直で販売している。
水稲は「コシヒカリ」「ミルキークイーン」「あいちのこころ」「あいちのかおり」のほか、もち米の「十五夜もち」を栽培し、市場動向を踏まえて需要の高い品種への切り替えも視野に入れている。移植栽培を主体としており、各工程にこだわった米づくりを実践。ライスセンターを所有し、精米まで一貫して行えることも強みだ。「全ての工程を自分たちで担う大変さはあるが、自分が手をかけて育てた米を直接お客さまに渡し、喜んでもらえた時が一番うれしい」と話す。
大学では情報分野を専攻し就職活動も経験したが、幼少期から身近にあった農業への関心が強く、将来の経営継承を見据えて就農した高須さん。結婚を機に将来について備えたいと思い、iDeCoやNISAを検討していたときにJA青年部の担当者から農業者年金の説明を受け興味を持った。
加入の決め手は、父親が加入していたことと、将来、妻が農業に従事する場合にも加入できることという。政策支援加入の対象ではあるが、節税効果に魅力を感じて通常加入に決めた。加入当初は保険金を月額4万円としていたが、今年から満額の6万7千円に変更した。農業者年金のことは知らなかったため、同年代の農業者にも勧めたいと話す。
今後について、「農地を集積して効率化を図り、もっとさまざまな品種を作ってみたい」と将来を見据え、意欲的に農業経営に取り組んでいる。









