【夏季特集企画】これからの夏の暑さに向き合う② 移動式シェルターの導入を
2026年08月14日
さて、農業は圃場での作業が中心で、建設業などと並び屋外活動が多い分野だ。
熱中症の防止を考える際、作業時間帯の考慮は不可欠だ。学校などで「1日の最高気温は14時頃に出る」と教わってきたのではないだろうか。だが、時にデータはこの説を裏切る。
さて、農業は圃場での作業が中心で、建設業などと並び屋外活動が多い分野だ。
熱中症の防止を考える際、作業時間帯の考慮は不可欠だ。学校などで「1日の最高気温は14時頃に出る」と教わってきたのではないだろうか。だが、時にデータはこの説を裏切る。
25年8月22日の広島の気温を見てみよう。アメダスのデータでは、11時から17時頃までが最も高い時間帯であることが分かる。また、この日の夜から翌日の明け方3時まで、30度以上の気温が続く結果だった。この要因には暖湿気の継続的な流入に加え、日の出以降、地面やコンクリートなどに累積的に蓄熱され、赤外線放射(輻射熱)を生むことがあろう。
人間も同様に、急激に気温が上がる11時頃から体内蓄熱が増える15時までの犠牲者が多い。その後も夜まで、ボディーブロー的に体が痛めつけられていく。
年々ひどくなる暑さ対策として、最近では、移動式の冷却装置が目を引く。軽トラックに積んだ移動式空冷シェルターのレンタルやリースもあり、地域の共同利用施設として導入し、公的な資金の手当てを受けられる仕組みはどうか。今や電源とスポットクーラーがあれば設置場所は何とかなる。
③につづく










