【農業者年金特集】養鶏継承見据え農業者年金で備え 宮崎県日南市
2026年10月02日
戸井有希子さん(35)は、結婚を機に地元の日南市に戻り、2024年から両親が営む養鶏の仕事に本格的に就いた。保育園で栄養士として働いていた経験を持つが、今は「食べる人を支える側」から「食を生み出す側」へと立場を変え、毎日、鶏と向き合ってい
戸井有希子さん(35)は、結婚を機に地元の日南市に戻り、2024年から両親が営む養鶏の仕事に本格的に就いた。保育園で栄養士として働いていた経験を持つが、今は「食べる人を支える側」から「食を生み出す側」へと立場を変え、毎日、鶏と向き合っている。
農業者年金に加入したきっかけは、両親から勧められたことに加え、扶養から外れたことも重なったためだ。今年4月に農業者年金の加入を決めた。現在は月額6万7千円を納付しており、「将来の備えになるだけでなく、毎月しっかり納付していくことが仕事のモチベーションにもなっている」と話す。
「保険料が全額社会保険料控除の対象になるので、税制面でのメリットは大きい。さらに、自分で積み立てた保険料とその運用益を将来年金として受け取れるので、老後への安心にもつながる」と有希子さん。節税と資産形成の両面で活用できる点に魅力を感じているという。
今後は両親から養鶏経営を引き継ぐ予定で、経営の安定とともに、農業者年金を活用した老後資金の積み立ても続けていく考えだ。家業と自らの未来を見据えて歩みを進めている。









