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特集

果樹の病害虫防除のポイント カンキツ類編③(そうか病)

2026年05月01日
     
そうか病による果実の被害(撮影=愛媛県農林水産研究所果樹研究センター)
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 そうか病は糸状菌が原因となって起こる病害で、葉、果実、枝に感染して発病する。

 本病は品種によって抵抗性が異なり、ウンシュウミカンやレモンは感染しやすく、中晩柑類は感染しにくい。若葉や幼果が感染すると植物組織が異常分裂して盛り上がった「いぼ

 そうか病は糸状菌が原因となって起こる病害で、葉、果実、枝に感染して発病する。

 本病は品種によって抵抗性が異なり、ウンシュウミカンやレモンは感染しやすく、中晩柑類は感染しにくい。若葉や幼果が感染すると植物組織が異常分裂して盛り上がった「いぼ型病斑」となり、成葉や肥大した果実が感染すると表面がコルク化した「そうか型病斑」となる(写真)。

 夏秋梢(かしゅうしょう)上の越冬病斑が発生源となり、春葉の展葉開始期から降雨のたびに胞子が飛散し、感染が広がる。春葉に形成された病斑が果実への重要な伝染源となるため、果実の発病を防ぐには春葉に発病させないことが重要である。

 対策としては、冬季は越冬病斑のある夏秋梢の除去、生育期は発病した春葉や果実の除去を行って可能な限り感染源を減らす。本病の重要な防除時期である落弁期は黒点病や灰色かび病の防除時期でもあるので、まとめて効率的な防除を行う。毎年のように本病が問題になる園地では、展葉初期にも薬剤散布を行う。

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