【農業者年金特集】終身年金で老後も安定した収入 富山県滑川市
2026年10月02日
滑川市北野地区の石原昌さん(47)は15棟のハウスで、野菜苗・花壇苗を専門に栽培する園芸農家だ。年間500品種の苗を栽培し、主力品目であるパンジー・ビオラだけでも約80品種を栽培する多品種栽培が特徴。およそ80万鉢を出荷する富山県内最大級
滑川市北野地区の石原昌さん(47)は15棟のハウスで、野菜苗・花壇苗を専門に栽培する園芸農家だ。年間500品種の苗を栽培し、主力品目であるパンジー・ビオラだけでも約80品種を栽培する多品種栽培が特徴。およそ80万鉢を出荷する富山県内最大級の経営体だ。
幼小期から苗を育てる父を見て育った石原さん。25歳のときに親元就農し技術とともに「顧客第一」の経営姿勢を学んだ。多品種栽培はその姿勢を表しており、顧客の仕入れ負担軽減に一役買っている。
また、従業員の労働環境改善にも意欲的に取り組んでおり、中腰になりやすい作業でのテーブルの活用など、さまざまな工夫を凝らすことで作業負担を軽減した。「負担を軽くすることで従業員にはより長く働いてもらいたい」と石原さんは語る。
石原さんは29歳の頃、国民年金の受給だけでは心もとないと考え、以前から県の職員に勧められていた農業者年金へ通常加入した。当初は制度の理解が不足していたが、保険に詳しい知人から税制面での優遇措置や運用の安定性を解説され、加入の決断に自信を持つことができたと振り返る。「年齢を重ねることでパフォーマンスが落ちていくことは否めない。老後に安定的な収入が終身で入ってくることはとても心強く、安心して農業に取り組むことができる」と笑顔で語ってくれた。









