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【農業者年金特集】保険料納付は大変だが将来に備えて 香川県高松市

2026年10月02日
     
就農したら農年に加入すると決めていた西川さん
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 就農して7年目となる高松市の西川怜央(れお)さん(29)は昨年認定農業者となり、2026年1月に妻の奈津美さんと家族経営協定を締結し、夫婦で農業者年金へ政策支援加入した。


 非農家出身の西川さんは県立農業大学校を卒業後、有機農業を営む農園で

 就農して7年目となる高松市の西川怜央(れお)さん(29)は昨年認定農業者となり、2026年1月に妻の奈津美さんと家族経営協定を締結し、夫婦で農業者年金へ政策支援加入した。


 非農家出身の西川さんは県立農業大学校を卒業後、有機農業を営む農園で2年間の勤務を経て独立。離農により継承者を探していた農地と作業所を借り受けてスタート。農機具は徐々にそろえ、勤務先のルートも活用しながら取引先も探した。


 現在は経営面積約1.4㌶で、夏場は主にナス、ピーマン、オクラ、秋冬はレタス、キャベツ、ニンジンなどを生産する。販売は直接消費者の声が聞ける産直が中心。「おいしかった」の声がやりがいにつながっている。


 有機農業から始め、現在は減農薬、減化学肥料の環境に優しい農業に取り組み、非結球レタスなどで「みどり認定」を受け、今後、品目を増やしていく計画だ。


 「いつも畑で野菜を作っていたい」と根っからの野菜作り好きの西川さん。「毎日食べるものだから安くて、鮮度・食感・見た目などを含めて良いものを安定して消費者に届けたい」との思いを抱く。天候の変化も大きく、毎年、失敗の連続で、「その都度、調べて、考えて、新しいことに挑戦してきた」と振り返る。


 当面は「今の規模で経営を安定させること」と西川さん。高齢化や宅地化の進行が著しい中で、「若い農業者の仲間が増え、この場所で農業を続けていけたら」と語る。


 就農したら農業者年金に加入すると決めていた西川さんは、「農業者が加入できる公的年金であることを在学中に知り、JAや農業委員会・県農業会議に相談し、最適な加入方法を検討した。保険料の納付は大変だが、将来の備えは大事。確定拠出型の積立方式であり、しっかり積み立てておきたい」と話している。

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