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【農業者年金特集】税理士に勧められ節税のため加入 茨城県桜川市

2026年10月02日
     
若手農業者への加入を勧める榎戸さん
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 桜川市で米、麦、ソバを生産する榎戸(えのきど)一夫さんは、65歳を迎え農業者年金の受給が始まった。


 農業者年金には就農してから20年間加入。加入のきっかけは、税理士に節税の相談をしたところ農業者年金への加入を提案されたこと。それまで勤めて

 桜川市で米、麦、ソバを生産する榎戸(えのきど)一夫さんは、65歳を迎え農業者年金の受給が始まった。


 農業者年金には就農してから20年間加入。加入のきっかけは、税理士に節税の相談をしたところ農業者年金への加入を提案されたこと。それまで勤めていた会社を退職したことで厚生年金から国民年金になり、将来への備えの必要性を感じていたこともあって、迷わず加入した。「加入時は保険料の支払いが大変だったが、今はがんばって支払っておいてよかったと思っている」と語る。


 加入後は運用益が増え続け、支払った保険料の1.5倍の金額で年金裁定を受けることができた。これまでの節税額を考慮すれば、受け取る金額はさらに増えることになる。「途中のリーマンショックによるマイナスがなければ運用益はもっと増えていたはず」と話す。


 農業委員を務めた経験をもつ榎戸さんは、業務として加入対象者に農業者年金の加入を勧めてきた。「当時は旧制度から脱退した人が多く、制度への不信感が蔓延(まんえん)しており、加入に否定的な人たちが多かった」と振り返る。「ただ、今は受給者として制度の良さを自信をもって伝えられる」と話し、農業委員を退任した現在も、若手の農業者には農業者年金への加入を勧めることにしている。

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